2018.02.19

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26万文字の弊害(1)

本を出します、と宣言したのはいいのですが
やっぱり最後まで形にするのはなかなか大変です。
それに、形にするのは、ある意味、ノウハウがあればできてしまうのですが
形にしたものを読んでもらって、お金をいただくところまでもっていくのは難しい事です。

とは言っても、難しい難しいと言ってばかりでは先に進みません。
 
前進あるのみ!

と言う事で、今回はコンテンツそのものである文字量について感じたことを書きます。

今回、書き上げた小説の文字量はざっと26万字です。
全くイメージが湧きませんね(笑)

400字詰め原稿用紙で650枚です。これは単純な割り算で、ずべて文字を原稿用紙に詰め込んだ状態です。
実際には改行やら会話文などありますから、原稿用紙に書いたら800枚くらいにはなったのではないかと思います。
まあ原稿はパソコンを使って書いていますから、文字量というのは、どれくらいの量かというのはあまり考えないで書きました。
これが原稿用紙に書いて、目の前にある800枚あまりを見れば、随分頑張ってしまったと気がつくのでしょうが
そんなことは御構い無しです。

きっとベテランの文筆業の方なら、自分の原稿の文字量でどれくらいのボリュームの本になるか想像がつくのでしょう。
いえ、私もこれまで数冊の書籍やら雑誌などで原稿を書かせていただいた経験は多少は持っています。
が、これまでは分量(ページ数やら文字数)が先に決まっていて、それを満足させるよう文字数を制限して原稿を作るという書き方でした。

ですが、今回は企画からプロット、対象年齢など、ほぼ自分の思いのままに書いたので文字数の制限はつけませんでした。
その結果の26万字です。
自分で読み直してみると、そんなに膨大な文字量とは思わないのですが
これが、あとあと非常にシビアな問題に帳面することになりました。

まず最初のつまづきが原稿の校正です。

私はパソコンのモニターだけで文字の校正をすることができません。
目が文字を追いきれないのです。
ですので、何回かはプリンターで印刷したものを読まないと校正ができません。

自宅のプリンターはインクジェットです。正確には「でした。」です。
出来上がった原稿をチェックしようとプリントを始めるのですが
50枚くらい印刷すると途端にインクが薄くなるのです。
インク残量が少ない色もあったので交換しましたが
印刷がある一定枚数を越えるとインクが薄くなるのは直りません。
薄くなって印刷を中止し、半日くらい開けるとまたインクの濃さは戻ります。
でも、ある程度の枚数を印刷すると印字が薄くなるの繰り返しです。

実質上、書いた全部を印刷するには、今あるプリンタではできない。
イコール、自宅で文字校正ができないのです。

ということで、新しくモノクロのレーザープリンタを買いました。

安くなったとはいえ、一万数千円の出費です。痛い!

プラス!

プリンタ用紙もどんどん無くなっていきます!
両面を使っても、みるみるうちに紙が無くなる。
とにかく消耗品がビックルするくらい簡単に消耗していきます!

もう一つ!

レーザープリンタが来て印刷にかかる時間はかなり短くなりましたが
実際に印刷されてものを読むのは時間がかかります。
かなり頑張っても1日では読みきれないのです。

とにかく、文字量が多いと、それをチェックするのが相当大変です。

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